桃の木にまっすぐ春の陽さして





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ラーメンズ第17回公演「TOWER」がつつがなく終了したということで 2 :: 2009/07/17(Fri)

「TOWER」の感想を書きたいなと思いつつ
色々忙しくて 今に至ってます(汗)

色々細かいことはすでに私のおんぼろな脳では維持できていないのですが
一つ言えることは


「TOWER」に捨てるモノなし!


と言うことでしょうか


過去の公演をビデオ、DVD等で一応全部見まして
どの公演にも「これは・・・あんまり・・・」ってコントがあるんですけど


「TOWER」に関しては皆無!
それぐらい好きな公演でした

もちろんはじめて生で観た!ということもプラス要因ではあるのですが


以下は「TOWER」に対する私のイメージです
覚書のようなものですがネタばれしてるので畳みます


















余白の多い賢太郎さんの書くコントは
深読み好きの私には
とても魅力的なものだったのですが

「TOWER」は深読み無用の公演だったんじゃないでしょうか

ラーメンズ本公演初体験の桃戸ですが
深読みなしというのも、わたしにとってもははじめてのことです

「観た」、「感じた」 そのものすべてが「TOWER」だったと思うのです


「TOWER」が今までのコントと違うのは
各コントのつながりが薄いことです
一つの命題にそってプロットを立てていた今までの公演とは違って
「TOWER」は、イメージするものを「大喜利猿」
よろしくどんどん捻出していったような感じがします
答えの出尽くしたところで、良い答えを残して
それを羅列していく


羅列されたイメージは円を描き きらきらと輝き、浮力をもって上をめざし
やがては螺旋階段のようにくるくる回旋しながら立ち上がる

コントを見ていくうちにそんなイメージがわき出す
わくわくする体験でした



私にとって「TOWER」を一番強く感じたのは
やはり音楽でした

オープニングとエンディングに使われた音楽は「無限音階」
どんどん、どんどん無限に高くのびていくような音楽
(あるいはそれを模した音楽)
「TOWER」全体がエンディングには「無限音階」に乗って
塔のようにどんどんと高みを目指していく


「バベルの塔」をこしらえた愚かな人間のように




「バベルの塔」で神のいかりにふれた人間は
それ以上の愚行を繰り返せないように、
統一言語をうばわれ、結託できなくなった
そのあと人はどうしたのでしょうか

愚かなる知恵はなりをひそめ勤勉なる人生を送ったのでしょうか
いえいえ、神の領域を犯すという愚行はできなくなっても
愚かなあやまちは続いたのです
つまり人間は元来愚かなる生き物なのです



古典芸能である「狂言」は
人のその愚かさをおもしろおかしく描いた芸です
登場人物は、観客を笑わそうとはしていません
いたって真面目に己の愚行をさらしているのです
観客はその愚かさを笑うのですが
けしてバカにし愚弄しているわけではない
その逆に登場人物を愛してしまうのです



能が神や、伝説のヒーローを描く芸能だとするなら
狂言とは、人の愚かさを愛する芸能


ラーメンズのコントにも
そんなラフでハッピーな笑いがあります


友人の結婚を祝うために高いシャンパンタワーを作ろうとしたり
長ーいロールケーキを作ろうとしたり

「語感」の話をしていたらいつのまにか妄想が暴走してしまったり


愚かな人を一生懸命に演じ
客席から温かな笑を起こさせる


人を温かく笑う

そんなラーメンズの作りだすものが
私は好きだなあ
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