桃の木にまっすぐ春の陽さして





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小林賢太郎 NYに居た! :: 2009/12/04(Fri)

小劇場ワンダーランド (ぴあMOOK)小劇場ワンダーランド (ぴあMOOK)
(2009/11/11)
不明

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小劇場ワンダーランドの感想を書きたいと思いながら
マイケルシンドロームに苦しんで書けていなかった桃戸です 。

mixiの方で二日にわたって感想記事を迷いながらUPして
みなさんのコメントに助けられ なんとか私なりの感想がまとまったので
それを整理してブログにもUPします~
(とはいえやっぱり長くなりました スイマセン 土下埋まり)



小劇場ワンダーランド?何それ?
ともうお忘れの方もいらっしゃるほど、カメ感想ですが
良かったら、コメントなどいただけると喜びます


ものごーーく長いので畳ます



実は、私桃戸は、賢太郎さんなんでNYなんですか?
って思っていました
小劇場ワンダーランドを手にいれるまで


コントとか、マイムとか、演劇とかって
ヨーロッパじゃないの?って
とくに演劇ならロンドンだろうよって


演劇人はみんなシェークスピア勉強するじゃん
なんでしないの?
もっとKKP進化させてよって

お友達とそんな話してたら
とあるPさんが(すぐわかるじゃん)
「賢太郎さんはシェークスピアとか古典とか興味ないんじゃないかなあ」
とおっしゃる


でも桃戸とか、Dさんとかは
演劇を語る上で古典ははずせないって思うから
シェークスピアを上演して評価を受けた野村萬斎さんを例にだし
古典の必要性をアピールしたわけです

「シェークスピアをもう古臭いとか判りにくいとか思ってたイギリスの若者が
萬斎さんの「まちがいの狂言(シェークスピア原作「間違いの喜劇」)」を見て
シェークスピアのよさを再認識したんだよ。だから古典を学ぶことはけして無駄じゃない」ってね


でも、いくら桃戸が、ヨーロッパでしょ?と思っても
当の本人はNYがお気に入りのようなんですな


そこでNYでどんなところかなと桃戸は考えてみた
でた答えはこうです


洗練された文化が集まる都市=NY


世界のいろんな国から、音楽や演劇をやってる人たちが
どーしたって集まってきちゃうんだな>NY


個性的な音楽をヨーロッパで成功させたアーティストたちも
どんどんアメリカに渡ってきちゃう



たとえば桃戸の好きなZAPMAMA

ZAPMAMAのルーツはアフリカのピグミーの音楽


ロックや、R&B、さらにはJAZZも原型は黒人の音楽で
さらに遡るとアフリカになるんですよね

でも、アフリカのトラディショナルソングなんて
なかなかヒットしそうにないですよね
アフリカ好きのわたしでさえも「ああ、原型はこんなんなんだ」ぐらいですよ


ドラディショナルって、音楽でも文学なんでもそうだけど
原型そのものよりも、それをすっかり消化した誰かが
自分のスタイルに作りなおしたものの方がより判りやすくなる。
そうやってどんどん作りなおして進化して、やがてポピュラーになっていくんですよね


ZAPMAMAは
ベルギー出身のアーティストなんですけど
ボーカルのマリー・ドルヌがピグミー部族と一緒に暮らしたときに
ピグミー族のビートとコーラスを習得するんですね

そのアフリカンコーラスをヒップホップやラップと融合させてデビューするわけです


デビューアルバムの中の一曲がこれ





マリー・ドヌルはやがてヨーロッパで成功し世界的にヒットして
やっぱりアメリカに渡るんです

私なんか、なんで?ヨーロッパでいいじゃん
なんて思うんですが



アメリカって国は良くも悪くも
すぐれたものはなんでも来い
という懐の深いところがあるようなんですね
音楽も文化もながく生き続けるためには
商業的に成功しなけりゃならないわけで
そういう経済的なところも渡米の理由のひとつなんでしょうね


そしてそんな洗練された文化のるつぼNYで
研鑽された音楽や演劇は洗練され進化していくのだろうな


さっきのZAPMAMAがアメリカに渡るとさらにこんな感じに進化します





そんなことを色々考えてるうちに
徐々に桃戸の考えが変わってきたんですよね


賢太郎さんがNYに惹かれるのって解るかも・・・って


たとえば、賢太郎さんが洗練された演劇をみる

前述の例でいうと萬斎さんの「まちがいの狂言」を見たとして

すごい!いいなっと思うでしょう

でも
あっ、古典もやっぱり勉強しなくちゃ

とは、ならない

あ、あんなスタイルがあるんだ
こんど僕も取り入れてみよう!
けど僕ならこんな風にもできるな

ってなっちゃう人なんでしょう





小劇場ワンダーランドで賢太郎さんが言ってた
「フリンジ」って言うのも
もとはイギリスで生まれたものだけど
これがNYに来て進化していったんでしょうね

では賢太郎さんは、この「フリンジ」のルーツをたどってイギリスに行きたいと思ったか?
答えは否なんですよ
「フリンジ」をお祭りのように毎日見せてるNYのその形を取り入れたいって思うんですね



進化したもの、洗練されたものが集まってくる
それが更に洗練されて行く
そして新しいモノが生まれてくる

小林賢太郎が好きなのは
そんなところじゃないかしらんと思うのです


自分がNYでなんかやるんじゃなくて
NYスタイルを日本でやってみたらどうなるか、
小劇場な人たちがもっと楽に
パフォーマンスできるんじゃないか
ごはんを食べられる環境になるんじゃないか

それを自分が仕掛けたい
実験したい

そんな思いがあるんじゃないかと



マイケル・ジャクソンって
ビデオ・クリップをはじめて監督に撮らせた人なんです
あの、ジョン・ランディス監督ですよ


事務所から、「そんなPVに賭けるお金はねえ」
って言われた時に
「じゃあ、足りない分は自分で出すから 、
そのかわりそれがビデオ化したらその収益は僕に下さい」

って言うふうにして作ったんだって
あの、「スリラー」をね

ミュージシャンがビデオを発売して収益を得るっていう
スタイルを最初に作ったのはマイケルだったわけですな


スタイルの確立!


マイケルと賢太郎さんの共通点って
そんなところ・・・かしら?


賢太郎さん、マイケルが好きだって言ってたモンね



mixiでここまで書いたら Pさんに「なんでこんな風に思ったの?」と聞かれました


なんでだろ?
まあ、基本は小劇場ワンダーランドに書いてあること見てそう感じたんだけど


NYと賢太郎さんて思った時に
なぜだか、アンディ・ウォーホールが浮かんだんですよ


「僕を知りたければ作品の表面だけを見てください。裏側には何もありません」
っていったアンディー・ウォーホール

彼の肖像画のコラージュ、なんかすごい賢太郎さん的じゃない?
って思った

既存のポートレートに線を足すたり、色を足したり
そこには確かになんらかの技術力や、ものすごい芸術的センスはあると思うんだけど
思いついて、やってみたらできちゃった的な偶然のアート的な

できあがったものを見て
いや違う、もっと掘り下げて・・・ではなくて
次!どうしよう?的な


そんなことを思ってると
賢太郎さんの作る舞台って デザインなんだなって気がした


舞台をデザインしてるんであって
演劇の作家になろうとしてるんじゃないな・・・って



するとアートなPさんすぐにフォローしてくれまして


『私もそう思ってます。
アイデアの生み方も 自分をどの場所に置くかも
非常にデザインの仕事に似ています。
自分が対象に浸っていてはデザインはできません。
自分が対象に浸っていなければ絵画は描けません。


大体 本人が渦中にいないんですよね… 主演なのに(笑)
ウォーホールの作品も同じだと思います。


>既存のポートレートに線を足すたり、色を足したり
そこには確かになんらかの技術力はあるんだけど
思いついて、やってみたらできちゃった的な偶然のアート的な


やってみたらできちゃった、は言い過ぎだろわいよ〜(笑)


缶詰のパッケージデザインは他の誰かのものなのに
それを ウォーホールの視点でアートまで持って行った

それに気がついたことが素晴らしいんだよね〜
作品の中のオブジェではなく
表現としてそこまで持って行ったことがアートなんだよね〜

ウォーホールは自分を表現したかったのではなく
自分の視点と表現方法をプロデュースしたかったのではないでしょうか? 』


ってね



>ウォーホールは自分を表現したかったのではなく
自分の視点と表現方法をプロデュースしたかったのではないでしょうか?


もう、こんな的確な言葉、桃戸には書けないですよ

やっぱりウォーホールと賢太郎さん似てるんだ
芸術家に、劇作家になりたいのではなく 表現方法をいつも模索している人なんだって


だからNYでどんどん刺激をうけて
新しい視点をふやしてるんだろうな
そんな風に思った次第でした

まあ、こんな風に賢太郎さんの考えてることに
付いて行くのが精一杯な桃戸ですが
応援したいと思っとります

がんばってね賢太郎さん


終りです 長文失礼しました









※小劇場ワンダーランドを読んでいない人のために注釈

「フリンジ」をもう少し説明するために本の中身を引用します

『ここで「フリンジ」という耳慣れない単語を紹介しておきます。
 もとはスタンダップ・コメディのイギリスでの呼び方だったのですが、
いまやその意味は広がって、何人もで行うものや、
コント的なパフォーマンス全体を含んでいます。
まさに我々の仕事はフリンジなわけです。』

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  1. Rahmens
  2. | trackback:0
  3. | comment:2
<<I’ll be there Michael jackson | top | どうしても紹介したいスピーチ>>


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エンターテーメント

私は、賢太郎さんがNYっていうのは、なるほどぉと思ったんだけど・・・。

演劇人というより、エンターテーメントなんだと思った。
「コント」に重きをを置いてるから、明るく、面白いく、単純なNYなんっだろうなと。

「SHOW」という点では、NYなんだろうな。
「PLAY」であれば、ロンドン、エジンバラ等なんだと勝手に解釈してたけど、どうなんでしょ?
  1. 2009/12/04(Fri) 15:18:39 |
  2. URL |
  3. 池ぴょん #ZTGLyrdM
  4. [ 編集 ]

Re: エンターテーメント

>池ぴょんさん

> 私は、賢太郎さんがNYっていうのは、なるほどぉと思ったんだけど・・・。

あっ、はい みなさん そう思われるんだと思います
私の思い込みでまわりくどく考えちゃってるだけなんです



> 演劇人というより、エンターテーメントなんだと思った。
> 「コント」に重きをを置いてるから、明るく、面白いく、単純なNYなんっだろうなと。


すみません
単純にそう考えればいいんですけど
単に「コント」とか「エンターテイメント 」と
言ってしまえない自分がいたので
ぐるぐると考えてしまいました

賢太郎さんの舞台や
発言してることから
キャッチした様々な印象をつなぎ合わせると
記事のようなことを考えてしまったということなんです


本当のところは賢太郎さんの頭の中なのでわかりませんが(笑)


  1. 2009/12/04(Fri) 20:25:58 |
  2. URL |
  3. 桃戸千 #-
  4. [ 編集 ]

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