桃の木にまっすぐ春の陽さして





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Xmasまで、ちょっとだけ神様のお話 vol4 :: 2011/12/11(Sun)

最後の日はあっと言う間に訪れました

車で家路を急いでいると母からの携帯電話
「桃ちゃん、今日病院に来れる?」
食事が終わったら行きますというと
「ちょっと待ってお父さんが代われって言ってる」
言葉の出ない父が電話を代われと言うのは珍しいことでした
「お父さん何?何か持っていくの?ビール?」
するとYESと取れる「おうおう」という返事がありました

でも、私が病院に着いた時
父はすでに昏睡状態でした。
看護婦さんが自宅にいる先生を呼んでくれている間
母と私と娘でじっと手を握っていました

駆け付けた先生は「臨終」を告げると部屋から出て行かれ
看護婦さんが出発の準備をしてくれました

死者であっても正面玄関から見送るのがこの病院の方針だと話てくれました

「讃美歌をかけてもいいですか?」
誰も反対するひとはいませんでした
「お父さんが嫌がる」と常に口をすっぱくしていた母でさえも
「お願いします」と言っていました


そこに戻って来た先生の手には小さなリースが握られていました
「先生がリース作って下さってたんですか?」
看護婦さんが驚いておられました
いつもリースは作るのですが、それは看護婦さんの仕事だそうで
先生は寒空の下、庭のお花を摘んでリースを作って下さったのでした

いつものお洋服を着て寝台に横たわり
胸には先生のお手製のリースを飾られ
讃美歌とともに 先生、看護婦さん総勢5~6人に見送られました
それは本当に暖かい最後でした

宗教を超えた心からの見送りを受けた父は
本当に幸せな最後であったなと
そして、最後に父の声を聴かせてくれたのも
何かの大きな力が働いたようにも思います


12月11日
今日は父の三回忌です
弟たちの家族も東京と埼玉から集まりにぎやかな集まりでした
父もきっと喜んでいたと思います


http://youtu.be/MbNspc8PXB0

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